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2003-04-01-Tue 4月1日 [長年日記]

_ 免許更新

今日は休みだが、どこへ行っても誰かがヒトをかつごうと、手ぐすねひいて待ち構えているような気がするので、最もかつがれる心配のなさそうな免許の更新に行くことにした。警察権力は国民をあざむいているではないか、という議論は措くとして、最初は天気が好いので一っ走り鮫洲まで行こうかと思っていたが、なぜか進行方向の信号が全て赤、という状況におちいり、面倒になったので府中に変更。うーむ、今思えば、信号にかつがれたのかもしれない。公安委もシャレがきつすぎるな、と思った。

_ お前という奴は…

カブがむずがっている。スロットルを開けたときのレスポンスがすこぶる鈍い上に、どこか引っかかる感じでスーッと加速していかないのだ。キャブかプラグかはたまたチェーンか。あまりに調子が悪いので、府中からの帰り道、プラグとエアクリーナを買いに行くことに決め、「よしよし、ドライバースタンドへ行こうな」とカブに語りかけて機首をめぐらせた。

その途端である。それまでの不調が嘘のように消え、いきなり素直に走り出した。そんなことって…

「お、お前って奴は…」こんなに現金な奴だとは思わなかったぞ(笑)。


2003-04-17-Thu 第二次西多摩ツアー [長年日記]

_ いい歳こいて…

企画するほうもするほうだが、行くほうも行くほうである。もっとも、企画者と実行者が同一人物なので、文句のつけようがなく、精神衛生上は非常によろしい。

ただし、あまり平日に楽しいことをしていると、していることを喧伝すると、世間一般の人からはねたまれてしまうかも知れない。だから、ナイショということで。

#ネット上で何を言っとるんだ、おのれは。

_ 光厳寺

檜原街道旧道沿いにある雑貨屋の店先でガイドブックを広げていると、たまたま配達に来た牛乳屋の親爺が教えてくれた。境内の見事な山桜がちょうど見頃らしい。ガイドブックをよくよく見たら、ちゃんと載っていた。

訪れてみると、足利尊氏の開基というから、ずいぶん古いお寺らしい。小高い丘の上の境内からの眺めも一幅の絵を見ているようだが、「都心のソメイヨシノから2週間遅れで咲きます」と説明のある山桜は、まさに今が満開で、はらはらとこぼれる花びらに包まれていると、この世の桃源郷とはここのことか、という感じさえする。

ちなみに、山桜は日本の自生種で、古来「花」と云えば「山桜」を指すのだそうだ。そう言えば、こんな和歌もあったっけ。

敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜かな  本居宣長

「桜」と言えば「ソメイヨシノ」を想像してしまう現代からは、ちょっと想像しにくい話だと思う。

_ サービス料

ガス欠になりそうだったので立ち寄った出光のスタンド。通常のガソリン代の他に、「このスタンドはフルサービスですので、別途サービス料として100円いただきます」とある。話には聞いていたけど入ったのは初めてで、「よろしいですか?」と尋ねられても、今さら他へ行くわけにもいかないからどうしようもない。「自分でやります」と言えばよかったか(笑)。

それにしても、「サービス料」という意味がわからない。「本来ならば、ガソリンは欲しい奴が自分で入れて行くのが当然だが、わざわざ俺らが入れてやるんだから有り難く思え」ということなのか?店員の仕事は給料の内だと思っていたが。

唯一サービスらしいことは、ミラーとライトを拭いてくれたことだったけれど、そんな店へは二度と行くものかっ(笑)。

_ 檜原街道

今日は昨日の反省を踏まえ、脇道へは入らずにひたすら本道を進む。上川乗からは奥多摩周遊道路へつながる都道206号線に入るが、数馬まで行って引き返し、途中、「五社神社」という由緒ありげな神社を見つけるも、石段が511段もあると聞いてパス(軟弱)。上野原方面へと機首を向け直す。

さすが平日、交通量は皆無に近い。おかげで存分にマイペースで走ることができた。「甲武トンネル」を抜けると、スピードを出させないよう路面に大きな凸凹が設けられているが、そういう手段はいかがなものかと思う。カブだと結構怖いのだ(笑)。

_ 牛頭天王宮

上野原の町まで下りてきた。次は旧甲州街道を走ってみようと思う。R20から「野田尻→」の標識に従って旧道に入る。この道は数年前にカブMLのツーリングで走ったことがあるが、それきり来たことはなかった。市街地の西端を流れる鶴川を渡るとすぐがその名も鶴川の集落で、一段高い岡の上に「牛頭天王宮」という神社がある。この神社のこま犬はたださんのお気に入りの一つで、素人目にはおそろしくヘタクソなこま犬なのだが、そのヘタさ加減が良いのだそうだ。本当に何度見ても笑えるこま犬だが、私が初めてこま犬をこま犬として意識したのは、実は彼らとの出会いが初めてだったのだ。たださんに教わったのだけれど、当時と今とでは、見方も多少は変わったようだ。

ということで、彼らとの再会を祝して記念撮影をしておく。

_ 犬目宿

旧街道を西へ。昔、「犬目宿」という宿場だったと言う集落を訪れてみる。期待して行った「犬目宿」は、確かに道幅だけは当時に近いと思うが、宿場町の風情はほとんど残っていなかった。さっき通って来た鶴川の方がまだ宿場町の面影をとどめているように思われる。

そんな所よりも印象に残ったのは、途中に中央道「談合坂S.A.」を見おろすことのできる場所があって、そこからの一望が意外にも"絶景"であった。感じ方は人それぞれ違うから、他人には迂濶に奨められないけれど、興味のある人は一度行ってみるとよろしい。狭いS.A.に集まって右往左往している「衆生」を人間界の縮図とするならば、その周りには豊かな緑の大地が広がっていることを知ることができる。いわば「衆生」に対する「神」の目線が得られたからかもしれない。

_ 和田峠

旧甲州街道で鳥沢へ出て、R20で帰途についた。が、もう少し何かしたい。このまま真っ直ぐ行けば「恨み骨髄」の大垂水峠で、今日は平日だから大手を振って堂々と通ることができるけれども、あの卑劣な神奈川県警のこと、どんな罠を仕掛けて我々善良な市民を一犯罪者に陥れようと待ち構えているか、知れたものではない。

というわけで、和田峠を回って帰ることにした。まだ一度しか行ったことがないので、また行ってみたかったし、もちろん、時間は余計にかかるけれど、大垂水峠なんかより余程面白い。

峠までの道では対向車に1台も出会わず、思うとおりに走ることができたのはとてもうれしいが、反面、なんだか寂しくていけない。下界では24℃もあったそうだが、峠道の日陰では吐く息が白かった。

_ 今日のカブ

34,733.8粁。


2003-04-27-Sun [長年日記]

_ 花見

友人のエヌ氏宅で恒例の花見。彼の家の庭には樹齢50年ほどの八重桜があって、毎年4月の下旬に花見の会が催されるのである。今年は先日来の天候不良で危惧していたが、なんとか咲き残っていた。

八重桜はボリュームがあるから、少々散っていても充分に見ごたえがある。あいにく庭に背を向ける席に座っていたので、時折振り返っては眺めながら盃を重ねた。

花を愛でる、などと柄にもないことをしたせいか、「参乃越州」が飲み易かったせいか、かなり酩酊した。明日は二日酔い必至である。バイク屋に行かねばならないのだが…


2003-04-28-Mon [長年日記]

_ ウェルコム

いやー、ドカの速いこと。29年ぶりのGP復帰とか言うわりには、ブランクを感じさせない圧倒的な走りに驚いた。それに比べてカワサキに元気がないのが気になりますな。

でも、今回のレースは感動しました。いやしくも日本人で感動しない奴は非国民だ、くらい言わせてもらいたいほど、ジベルナウが頑張ってくれました。過去にたった1勝しかしていないジベルナウが、表彰台の頂点に立って、胸につけた「74」に触れてからトロフィーを掲げた瞬間は、なんとも言えずジ〜ンと来るものがありました。

インタビューも見たかったのにな>日テレ

_ メンテナンス

というわけで、チェーン交換のためにモト・メビウスへ行く。チェーン交換だけだったはずが、ついでにRスプロケットも交換したりして、走りはずいぶんキビキビしたものに戻った。が、うーむ、やはり前に自分でやったクラッチ調整が失敗していたのだろう、入りが全然甘い。どうせならFスプロケも交換してもらい、ついでにクラッチ調整までやってもらえばよかった。

本当は、一度全部バラしてOHしなければならないところまで来ているんだけどなあ。

_ Worst Contact

どうにも好かん人がいる。会ったことはない。が、ある人から話を聞いただけでロクな奴ではないことが伝わってくる。この"ある人"とは、決して他人のことを悪く言う人ではない。事実だけを語る。が、それだけでも嫌いになれるだけの言動が伝えられている。

モトメビにやって来た常連客の1人を見た時、生理的に受け付けないものを感じた。こういう直感だけはよく当たる。聞けばまさしく当人・"カスタム小僧"のK氏だった。

してみると、どうやら永久に相性は合わないようだ。できれば一生会わずにすませたかったのだが。

_ 今日のカブ

34,983.3粁。


2003-04-30-Wed [長年日記]

_ THE BLUES BROTHERS

まったく、こんな掲示板を見ちまったものだから(失礼!)、ついつい"THE BLUES BROTHERS"が見たくなり、ビデオを引っ張り出して、見た。

何度見ても面白いよなあ。こんな映画作っちゃうんだもの、人も文化も層が厚いや、アメリカって国は。好かんけど敬服せざるを得ないですわ。

80年は平和だったけど、大戦中のアステアの映画なんか見ると、ドンパチやりながらあんな映画を作れる国とは、戦争したって勝てる道理などなかったのだった。ましてや…

_ たらの芽

SKA氏から急遽電話があって緊急出動。「奥信濃」へ急行する。カブじゃなければ早いもんだ(笑)。

薩摩の芋焼酎「土竜」は今一つだったけれど、前回空振りに終わった"たらの芽"は、タイミング良くまさに今日入ってきたとのことで、SKA氏は念願のたらの芽を食べることができたのだった。私もご相伴にあずかった。さすがに美味かった。

ところで、"コシアブラ"とか言う木の新芽が出てきたけど、"コシアブラ"って何ですか?(笑)

_ ちょっと待て

いつかネタにしようと思っていたのだが、"THE BLUES BROTHERS"のライナーからの抜粋。

ジェイク・ブルースへの恨みつらみを話す場面で彼女が身につけていたセーターは、キャリーの母親、デビー・レイノルズのお手製とのこと。「スター・ウォーズ」のレーア姫とは対象的(ママ)に、実に安上がりなキャリーの衣装代であった。

「デビー・レイノルズお手製」のセーターが「安上がり」だとは。

だって、あーた、「お宝鑑定団」なんかに出した日にゃ、いったいいくらの値がつくことやら(笑)。それを泥まみれにするんだもん、ゼイタクですよ、まったく。


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