実は昨夜観ていた。ああいう「おバカ映画」は大好き。
yoppee!が観てなきゃいいなあ、と思っていたら、彼はその時間、ちゃんと睡眠をとっていたとのこと。偉い。
…まあ、彼の場合は、観ていようが観ていまいが、あまり関係はなかったんだけど(笑)。
というわけで、早暁3時に出発して、7時前には名古屋市内に入っていた。さすがにダニエル並みのスピードとはいかないが、京急快特も真っ青になるくらい。
当然車内では「東海道ロックオン ヨシ」「制限 ナシ」以上のおバカな会話が展開されていたのだが、ここでは公表できないのが残念(笑)。
まず一発目は、名古屋市を通り越して、岐阜市内の喫茶店「クルベットローズ」で朝食。
ここはコーヒー350円にモーニングセットがついてくる。内容は、おにぎり、目玉焼き、メンチカツ、トーストに茶碗蒸し。
つまり、万が一にも間違えて「モーニングにコーヒーね!」などと頼んでしまうと、2人前のモーニングを食べるハメになってまうんだわ、これが。ひどい店(?)ではさらにスパゲティがつく、という噂も聞いていたが、今回は確認できなかった。
とはいえ、名古屋文化圏のオソロシサの一端を垣間見たような気もした。
続いて次に控えしは、岐阜駅にほど近い喫茶店「紙芝居」。
ここもyoppee!推奨の店で、本日2回目のモーニング(笑)に挑戦。
コーヒー350円(税別)に、モーニングセットとしてトースト、コールスロー、ごぼうサラダ、ショートパスタ(カレー味)、フライドポテト1本(笑)、茶碗蒸し(定番!)がもれなくついてくる。
うむ、ポテトに胡麻をまぶしているのは気が利いているね。などとB級グルメを気取ってはみたものの、いきなりのモーニング2連発にはさすがに腹もいっぱいである。
「飽食の時代」という言葉も頭をよぎった。
岐阜でモーニングを堪能した後は、国道を一路名古屋市内へ。
「♪名古屋はええよ メルサがあるがね〜」とも歌われた名鉄百貨店をひやかし、足を伸ばして卸売市場で買い物をする。
ところで私は定収入皆無の身、「無駄遣いは厳に戒めるところ」としているが、yoppee!がなかなか面白い物を見つけたので便乗して買ってしまう(笑)。何を買ったかは、後日公にされるであろう。
それにしても、自らを「東海ストーカー」と称するyoppee!、いろんな所を知っているものである。
昼食に予定していた「まことや」が「金曜定休」だったので(涙)、予定を急遽変更し、緑区の「ミッソーニ」へ。ここの味噌煮込うどんは美味い!とyoppee!は言う。
味噌煮込うどん480円。鍋の蓋を取り皿として使わせる合理的なシステムで、自前で箸を持参すれば10円引きになるという、環境への配慮も欠かさない店である。あいにく箸は持って行かなかったのだが。
味噌煮込は冬の食べ物である。が、さすがは名古屋、通年で食べられるとは有り難い。晴れ上がって蒸し暑い中で、汗をかきながら食べた。美味しかった。
そもそも今回の「(仮称)名古屋食いだおれツアー」は、私が「久しぶりに味噌煮込うどん食いたい」と言い出したのをきっかけに、「(仮称)名古屋禁断症状」を発症しかけていたyoppee!が、案内役を買って出てくれたものである。
したがって、行き先は全て彼におまかせである。というわけで次に案内されたのは、これまた味噌煮込うどんの店「みづこし」。おいおい、また食うの!?さすがにもう胃が…(x_x)
が、この「みづこし」の味噌煮込も、実に美味かった。体中にパワーが湧いてくるようで、名古屋人の元気の素がわかったような気がする。
「みづこし」でのけぞるほど満腹した後は、道々おみやげを物色しながら帰途につく。
立ち寄った東岡崎にも「地久庵」という味噌煮込の店があったのだが、それだけは勘弁してもらう。そう言えば、初めて味噌煮込を食べたのは、この「地久庵」だったっけ。この店も、美味かった。
帰りの東名高速では、yoppee!がくれたクーミンのベスト盤を鑑賞。
食後、睡眠不足、適度のバウンドと、条件はすべてそろっている。運転しづめのyoppee!には悪いな、と思いつつ、助手席で眠ってしまった。決してクーミン様の歌唱力に対して自己防衛本能が働いたとは思いたくないのだが(笑)。
さて、名古屋からの帰りには静岡を通る。静岡には「魚がし寿司」がある。素通りする手はない。
本日最後の食事は、食いだおれた1日の締めにふさわしい、美味いものがいい。というわけで、もはや考える必要も迷う必要もなかった。
よく考えたら、名古屋市内で食事をしたのは1軒だけだったのだが(笑)、願いは達せられたし、文句のつけようなどあるはずがない。
行程中、ずっとハンドルを握りっぱなしで、しかも私に美味しい物を食べさせようと心を砕いてくれたyoppee!には、いくら感謝しても尽きることがない。