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2003-07-07-Mon [長年日記]

_ 七夕

毎年どこかで書いているネタなので、今年も「お約束」ということで。

人間界の1年は、天界では1日にしか相当しません。浦島太郎は竜宮城—異界としての"準天界"と考えて差し支えないでしょう—で数十日、一説には3ヶ月とも1年とも言われていますが、さほど長くはない時間だったはずなのに、滞在して帰ってみると、元いた村では長い長い年月が経っていましたね。1ヶ月なら30年、1年なら365年経ったことになります。

だから、織姫と牽牛も、人間側では「1年に1回しか逢えないのね、可哀想…」と思っていますが、実は彼らは毎日逢っている幸せ者というわけなのです。

_ 難問奇問?

いきなり決めた。明日から四国へ行く。うどんじゃないわよ。お遍路よ、お遍路。

徹夜で組み上げた精緻なスケジュールをひっさげて、いざJR三鷹駅の「みどりの窓口」へ。察しのよい方なら、何の「お遍路」かはもうおわかりでしょう。

「四国ゾーン周遊券」と都区内−多度津の往復乗車券、行きの「サンライズ瀬戸」のBシングルに帰りの「のぞみ」の指定券を買う。

…これって、そんなに難しい買い物ですか?精緻なスケジュールは関係ないんですけど。

係員が2人がかりで、ぶ厚いマニュアルまで引っ張り出し、よってたかって格闘すること20分。切符は無事に買えたけど、その間その窓口は閉鎖されたも同然だから、後ろにズラリと並んだお客の舌打ちが聞こえてきそうな気がして落ち着かなかった。

しまいには「申し訳ありません」を連発されたけど、なんだかなあ。

_ 今回は

四国で4泊する予定。1県1泊というのも面白いかなあ、と思っていたが、なぜか高松(or香川)では泊まれない予定しか立てえなかった。出入口にしたからかな。だから、さぬきうどんを食べるとしたら、ごく限られた時間の中で、駅にごく近い所で探すしかないようだ。

徳島、高知で1泊ずつした後は松山で泊まるが、道後温泉は面倒だから行かない。松山にはとても良い店があるのだが、道後温泉から少し歩かなければならないから、これも行かない。その翌日は再び高知。一本釣りと坂本龍馬と番場蛮以外には何もない所だから、「酔鯨」でも呑んだくれようか。

徳島はもっとないかな…すだちとちくわくらい?この機会に見聞を広められれば、と思っているが。

_ フォロー

「高知には何もない」などと言うと、南の国の人々は血の気が多いから、何をされるかわからないので、フォローしとかなきゃ。

一条教房卿が住んだ小京都中村、山内一豊公から始まり、名君・容堂公も、三菱の岩崎もお札の板垣退助も土佐だし、カツオ、マグロ、クジラも高知の代表格だ。「日本最後の清流」とうたわれる四万十川も高知県内を流れている。「坊さんかんざし」のはりまや橋も有名だし、歌ならペギー葉山のヒット曲がある。広末涼子は前に行った時は「ひ」の字も見なかったけど、ご自慢のアイドルだろう。私が大好きな西原理恵子も土佐の産である。

そうそう、「高知の東急」も見てこなきゃ。

#それがオチかい。

_ 補給計画

全体の旅程は決まった。後は食事の計画である。朝食・夕食は宿泊地でするからいい。移動中の昼食が最大の関心事になる。駅弁が主体になるだろうが、鉄道旅行者にとって駅弁はなくてはならないものだし、最大の楽しみともなり得るのだ。

JR四国管内で駅弁のマークが付いているのは、高松、川之江、新居浜、今治、松山、宇和島、高知。

って、え?ええーっ!?これだけしかないの!?コンビニ弁当か特急の車内販売(あるのか?)に期待するしかないのかなあ。それにしても信じがたい数字だよなあ。

なんかまだ行かないうちからお腹すいて来ちゃったなあ。


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