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2007-02-12-Mon [長年日記]

_ 銚子名物ぬれ煎餅

今日は天気もよく風もなかったので、久しぶりに遠出してみたくなった。

出かけるなら銚子に行ってみたい。名物のぬれ煎餅を買って、少しでも瀕死の危機にある銚子電鉄のお役に立てれば、と思ったのである。

私が休日の午前中から出かけるどころか、起きていることがすでに珍しいから、柄にもないことを考えてしまったのかもしれない。

自宅から銚子まで地図上に一直線を引いてみると、ほぼ真東の方角にあることがわかった。その直線上に近い主な道路はR14京葉道路、R296成田街道とR126である。予想距離は約120km。少々遠いが、これが最短コースとあれば致し方ない。

もっとも、この時点で渋滞に引っ掛かる公算が大だから、幾分行く気が失せていたのだけれど、何せ思いつきだけに他のルートを検討する時間もないし、少々の渋滞なら原付だし何とかなるかな、と考えて出発。って、電車で行けばいいのに。

東京都は、広い。1時間経ってもまだ出られない。予定していた9時を大きく回ってから出発した私も悪いのだが、朝の10時台というそんな遅い時間帯では交通量も多くなっているから、ペースはまったく上がらない。ここで行く気はすでに半減。

京葉道路の渋滞をなんとか抜けてR296に入ったものの、自衛隊駐屯地の前は案の定、渋滞のメッカ・新木戸を先頭に長い長い列が。しかもまったく動かない。ここまででまだ40kmも来ていないが、時刻はすでに昼近い。残りの距離と時間を考えたら帰りが覚束なくなってきたので、八千代でR16にぶつかったのを幸い、そのまま帰ることにした。

ここで帰ってしまっては今まで走って来た距離と時間が無駄になるが、これ以上傷口を拡げないためにもこの撤退は英断である、と信じたい。

まあ、基本的にはヘタレで甲斐性無しなのですが何か?

結局は何も得るところ無く帰ってきただけなので、これなら1日自宅にこもっていたのとまるで変わらない。こんなことなら八王子の先までこま犬の写真でも撮りに行けば、その方がよほど有意義だった。自業自得とはいえ、もったいないことをした。

手ぶらで帰るのも悔しいと思っていたら、天はわずかに見放さないでいてくれたらしい。「道の駅川口あんぎょう」でちょっとほほえましい光景を見ることができた。でもこれ、どうしたんだろうなあ。

いたずらして下りられなくなったわけじゃないらしい。


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