配達業務に従事してみたまではよかったが、慣れないエリアを担当させられると途端に効率が落ちる。
どこに何があるかわからないから、たまに自分の現在位置をロストしたりもする。地図を見ているにもかかわらず。
こればっかりは記憶力の問題でもあるのだけれど。最近は三歩歩けば忘れるようになったなあ。
そんな中、今日は某漫画家先生のお宅へ配達に。
もしご本人がいなくても、もしかしたらネタにされている人物が出てくるかも知れないし、と少し期待して行ったら、お留守で肩すかし。
ガッカリしていると、数十分後に再配達依頼の電話が来た。
作品中ではご自分をもネタにする人だが、電話での話し方は実に立派で、極めて常識人だったことを知る。憧れが尊敬に変わったね。
さあ、どんな方なのだろうと再訪したら…まさか先生が直々に出ておいでとは。写真では知っていたけど、本当に白くて小さくて可愛らしい人だった。
(本当にこの人が…)
群ようこさんとまったく同じ感想を抱いたのは、言うまでもない(笑)。
「伝票、サインでいいですか?」と聞かれたから「はい、結構です。」と受け取りをもらってきたのだけれど、よく考えたら、それも直筆サインぢゃないかっ!(笑)