というわけで、つい先日まで松飾りだった可燃ゴミをカブにくくりつけて、どんど焼きの会場へ向かう。森林資源がどうのこうの言ってる時代に、数日使った—それも野ざらしで—だけでただ燃やされてしまうとは、なんとももったいない気もするが、民族の伝統とあらば致し方あるまい。
会場に着くと、入口で受付のボランティアの人が「こちらで預かりまーす」と言ってきたので、中には入らずにそのまま渡す。渡した松飾りは横で待機しているリアカーに放りこまれて以上終わり。結局どんど焼きも見ずに帰ってきた。
#何が民族の伝統か。
38,996.4粁。
今日はHさんのお宅で新年会。
新年会なんて何年ぶりだろうなあ、と思ったら、Hさん宅でのは毎年行ってるから1年ぶり、ということで。出てないのは忘年会の方だった。
メインは鴨鍋。いつもはワイン好きの人達が、今回はどうしたことかみんな日本酒を持ち寄ってきた。おかげでチャンポンにならずにすみ、気持ち良く酔えた。
やっと歳相応の飲み方ができるようになった、ということかしらん。
家主のHさんは筋金入りの鉄で、一人息子の特急ちゃん(仮名)も順調に「電車道」を驀進中。お嫁さんの人はyoppee!と同級生で仲も良かったから、「鉄」にも多少の免疫はあったのだろう。冷ややかに、かつ愛情深くこの「父子鷹」を見守っているらしい。
それを「亭主の好きな赤烏帽子」と表現してよいのかどうかは、ちょっと迷っているところ。
と、ここまで書いて気がついた。あれ?なんだかよく似たご家族が石狩の方におられるような。
北海道新幹線開通の暁には、このよく似た2つの家族が出逢ったりすると面白いだろうなあ、などと思っている。
なお、H氏宅での新年会は毎年1月10日前後らしく、去年もこんなことを書いてた。書いたような気はしてたんだよなあ。
料理というほどの料理ではないけれど、簡単なおつまみで、焼き海苔とスライスチーズを交互にのせて小さく切る、というのを作ってみた。切り口が縞模様になって、ほらキレイ。パーティー用に適した一品でもある。
実はこれ、今日のメンバーの誰かに教わったはずなのだが、不思議なことに誰も「知らない」と言う。とすると誰から教わったんだっけなあ。カブ仲間の人だったのだろうか。
それはともかく、名前もとくにないので、エヌ氏の奥様がこの料理(?)に名前をつけてくれた。命名「ノリフィーユ」。なるほど、粋なもんですな。