「ぬるヲタが斬る」さんより。
うち、いまだにナベツネ読売新聞を取っているんだけど、あそこは系列を挙げてジブリをバックアップしてやがるんですよ。毎月1回配られる「家庭版」の最新号も、当然のことながら「ゲド戦記」がらみ。
もっとも、私は個人的にジブリ作品が大嫌い*1だから、別に観たいともなんとも思わなかったのだけれど、ここまで叩かれてると、ちょっと可哀想な気にもなる。それにしてもまさに「完膚なきまでに」言われてますなあ。
監督としての才能うんぬんに関しては、あのお父さまと比べてはいけないような気もするけれど、同じ土俵に上がることを自ら選んだ以上は当然覚悟の上だったろうし、世間も「息子」=「後継者」として見るのが一般だろうし。
観ていない私が言うのもなんですけどね。
*1 作品も含めて存在自体が嫌い。イジリー岡田のモノマネだけは好きだけど(笑)。
なんだ、監督が変わっても、キャラの顔は全部従来どおりじゃないか。原画や作監に注文の一つも出せないで、それで何の差異が出るのか、と。
要するに、結局は「宮崎組」でしかない、ということなのかな。同じスタッフ(はいいとして)、同じ役者、作品としては高い質で安定するけれど、見ている方としては個々の作品の区別がつけづらい、ということになる。
しかしここまで同じ顔しか描けないのなら、いっそのことサンライズを見習って「スターシステム」を取り入れてしまえばいいのに。