たまにはストレス解消を、ということで、久しぶりに秩父まで地酒を買いに出た。青梅経由名栗回りのルートは飽きたので、これまた久しぶりとなるR299を全力疾走。天気もよくて気持ちよかった。カブも久しぶりに遠くまで走れると聞いてうれしかったのか、すこぶる調子がいい。名栗川沿いの道ならもっと気持ちよかったかも知れない。
例によってどこへも寄り道をせず、ただいつものお店に行って地酒を買って帰って来るだけで、片道2時間ではツーリングとは言えないが、ちょっと気分転換できたかも。
秩父からの帰り道は、久しぶりに「里山風景」を堪能しようと登谷高原牧場を通って小川町へ抜けるつもりだったのが、道を間違えたわけではないのだけれど、なぜかあまり通りたくない定峯峠を回ってしまった。相変わらずバンピーな南側の路面に泣く。ところが、峠から北側は舗装がし直されて全線きれいになっていた。路面が安心なら余裕ができ、樹々の香りを存分に味わう。寒かったけど。
降りてきた東秩父村で里山風景を楽しみ、草の匂いを思い切り吸い込んだ。
心身爽快、と言いたいが、実は久しぶりの峠でヘロヘロになっている(笑)。
小川町からは中世の鎌倉街道を一直線に南下して狭山に出て、所沢の市街地をうまいこと避けて帰る。つもりが(最近このパターンが多いな…)、頭の中で描いていた道が、yoppee!に教わった道とこんがらがって、つい新狭山へ機首を向けてしまった。まあいいか。昨夜行けなかったラーメン屋で食事をしていこう。怪我の功名ではある。
今日は雨にたたられずに無事到着。ここのはスープの味が濃いので一度飽きてしまったのだが、味を忘れた頃に食べると旨い。
最近はもの忘れが激しいから、頻繁に美味しく食べられるかも!?
#(泣)
37,958.4粁。
地図屋さん儲かってしょうがないでしょう。ウハウハだね。
つくばエクスプレスも開業したことだし、首都圏道路地図くらいは買わなきゃなあ、とは思うけど。
こんな時、つーか、新道が開通したりして地図に書き加えておきたい時、yoppee!はロットリング*1を使っているらしい。おー、そんな使い道があったのか。
確かに製図ペンだし、極細の線を描くのにこれ以上の物はない。たとえ「極細」と書いてあっても、ボールペンでは太すぎるのだ。「地図は育てるもの」というのがyoppee!の持論だから、随時書き加えていくことで、古い地図でも現役で使えるとのこと。こちらも「平成の大合併」が一段落ついたら、新しい地図をそうやって何年も使うことにしてみようか。
それにしても懐かしい響きだな、ロットリング。昔は当時の経済力ではなかなか買えなかったから、500円程度の「プログラフ」などの安い製図ペンをよく買っていたっけ。私は筆圧が強いのでペン先をよく潰していたが。やっとの思いで買ったラピッドグラフも同様にニブを潰していたりして。今思えばずいぶんつまらないものを描いていたわけで、可哀想な使い方をしていた気がする…
*1 のラピッドグラフ
47,142.8粁。
老父の検査結果が出るというので、家族そろって病院へ押しかけた。
担当医師は少々面食らっていたようだったが、ざっと経過を説明してくれた後、おもむろに
「ネフローゼ症候群です。」
と言う。
(え、ネフローゼって、石橋貴明の「体育休まなくっちゃ!」でおなじみのアレですか?)
という通じにくいボケは心の中で思うだけにして、神妙に説明を聞いた。なんでも東京都では難病に指定されているのだそうで、申請をすれば補助が出るらしい。
「そのためには、腎生検を受けることになりますが。ウチの病院ではありませんが、よそでは死亡例もありまして。」ここでイヒヒと笑う医者なら即座に願い下げだったが、真面目な人でよかった。
要は、蛋白尿と血尿が出て、むくみがあり、血液は高コレステロールと低蛋白という、ネフローゼの「状況証拠」としては限りなくクロに近いのだけれど、「物的証拠」がないから腎生検をやる、ということ。その上で病名を確定させ、対応策を練るというものだが、さてさて、我が老父殿の運命や如何に。
(腎生検かあ…人生、経験だから)と思ったことは言わないでおこう…
49,898.4粁。