今日は休みだが、どこへ行っても誰かがヒトをかつごうと、手ぐすねひいて待ち構えているような気がするので、最もかつがれる心配のなさそうな免許の更新に行くことにした。警察権力は国民をあざむいているではないか、という議論は措くとして、最初は天気が好いので一っ走り鮫洲まで行こうかと思っていたが、なぜか進行方向の信号が全て赤、という状況におちいり、面倒になったので府中に変更。うーむ、今思えば、信号にかつがれたのかもしれない。公安委もシャレがきつすぎるな、と思った。
カブがむずがっている。スロットルを開けたときのレスポンスがすこぶる鈍い上に、どこか引っかかる感じでスーッと加速していかないのだ。キャブかプラグかはたまたチェーンか。あまりに調子が悪いので、府中からの帰り道、プラグとエアクリーナを買いに行くことに決め、「よしよし、ドライバースタンドへ行こうな」とカブに語りかけて機首をめぐらせた。
その途端である。それまでの不調が嘘のように消え、いきなり素直に走り出した。そんなことって…
「お、お前って奴は…」こんなに現金な奴だとは思わなかったぞ(笑)。