愛知県岡崎市には「備前屋」さんという和菓子の老舗があるけど、有名なのかしら。こちらではまったく聞かないんだけど。
創業が天明二年というから、西暦では1782年のこと。十代将軍徳川家治の治世で、田沼意次が老中だった頃の話だ。
この年には天明の大飢饉が始まり、翌年には浅間山が噴火し、大黒屋光太夫がアリューシャンに漂着してもいる。
それはそうと、「北海小豆餡を羽二重餅で包み、黒胡麻を散らした薄焼きの小麦煎餅にはさ」んだという「駒牽朱印」が面白かった。
こちらで手に入らなければ、また行くしかないのかな!?(笑)
え?有名なの?東京のデパ地下では見たことがないんだが…
yuichiroh氏からのツッコミで思い出した。その「手風琴のしらべ」を買ってきたんだった。こりゃ痴呆症を通り越して、もはや記憶喪失か!?
が、老母が勝手によそにあげてしまったので、もう家にはない。まだ「淡雪」が残っているからいいんだけど。
「手風琴のしらべ」は、製造行程で駄目になったやつを、"試供品"という形でおまけしてくれるのが嬉しいサービス。
美味しかったけど、カブで行くのはさすがにつらいよなあ。痴呆地方発送してもらおうかなあ。