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ふーん、そんなの出てたんだ。
『雪国』を名古屋弁で読んでみるという試みは大爆笑モノ。あのおなじみの「国境の長いトンネルを抜けると…」で始まる名作が完膚なきまでに破壊されるインパクトの強烈さは、名古屋弁ならでは。
『源氏物語』を京都弁で読むのは面白くも何ともなかったから、いっそ津軽弁か鹿児島弁で読んでみたらどうだったろう。「古語は辺境に残る」のだから、意外な発見があったかも知れないのだが。
#私はたぶん3日で飽きそうなので買わない。
困ったことに、「日本で一番短い会話」は
「どさ?」
「ゆさ。」
だといまだに思っている人がいるのである。困ったことに、『声に出して読みたい方言』の斎藤孝さんは、ラジオの生番組中で大沢悠里さんに「『どさ?』『ゆさ。』が日本で一番短い会話なんでしょ?」と聞かれて、「そうです。」とうなずいてしまったのである。なんたることかと思う。一度功成り名遂げた人は、最新の情報には無関心になるものなのだろうか。
実際は、ろくすけさんが第一発見者として紹介しているのもあるし、探せば他にもまだあるかもしれない。