私の就職以前に事務所にいた諸先輩方は、１台しかないパソコンを共用していたのだが、作ったファイルを保存するのに、いちいち自分の名前をつけたフォルダに入れるのって、世間では当たり前のことなんですか？別に仕事以外に使うわけでなし、個人各別にクライアントを抱えているわけでもないから、基本的に「同僚にも見られちゃまずい」書類はないはずなのだが…本気でまずけりゃユーザで分けてるはずだし。
だから、同じような内容のファイルが個人別に存在していて、非効率的なことおびただしい。それを整理してみた。
大分類でフォルダを作り、中分類でまたフォルダを作り、小分類でまたまたフォルダを作り、それをさらに細かく分けて…
などとやっていたら、階層が深くなりすぎて何がどこに入っているのかすぐにはわからないという弊害が生まれてしまった。お目当てのファイルを呼び出すまで延々とフォルダをクリックし続けなければならない。これじゃ玉ねぎの皮むきだ。まあ、行ったり来たりするよりはマシだと思いたいが。
つづいて「バックアップ用」と称するディスク類の整理。「buckup」と書いたファイルを、オリジナルと同じディスク、同じフォルダに入れていては何の意味もないと思うが(笑)、そういう先輩もいたのか。中には、あるフォルダを開くと、ずらりと並んだファイルに混じって同じ名前のフォルダがある。怪訝に思ってそのフォルダを開くと、また同じファイルがずらりと並んだ中に混じってまた同じ名前のフォルダがある。「？」と思ってそのフォルダを開くと、またまた同じファイルがずらりと並んだ中に混じってまたまた同じ名前のフォルダがある。このやり場のない怒り(笑)。
「マトリョーシカか！ムキーッ！」と叫んでみたら、先生がこわごわこっちを見てた。
腹いせに全部削除してみたけど、よかったのかなあ。