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2003-07-07-Mon [長年日記]

_ 七夕

毎年どこかで書いているネタなので、今年も「お約束」ということで。

人間界の1年は、天界では1日にしか相当しません。浦島太郎は竜宮城—異界としての"準天界"と考えて差し支えないでしょう—で数十日、一説には3ヶ月とも1年とも言われていますが、さほど長くはない時間だったはずなのに、滞在して帰ってみると、元いた村では長い長い年月が経っていましたね。1ヶ月なら30年、1年なら365年経ったことになります。

だから、織姫と牽牛も、人間側では「1年に1回しか逢えないのね、可哀想…」と思っていますが、実は彼らは毎日逢っている幸せ者というわけなのです。

_ 難問奇問?

いきなり決めた。明日から四国へ行く。うどんじゃないわよ。お遍路よ、お遍路。

徹夜で組み上げた精緻なスケジュールをひっさげて、いざJR三鷹駅の「みどりの窓口」へ。察しのよい方なら、何の「お遍路」かはもうおわかりでしょう。

「四国ゾーン周遊券」と都区内−多度津の往復乗車券、行きの「サンライズ瀬戸」のBシングルに帰りの「のぞみ」の指定券を買う。

…これって、そんなに難しい買い物ですか?精緻なスケジュールは関係ないんですけど。

係員が2人がかりで、ぶ厚いマニュアルまで引っ張り出し、よってたかって格闘すること20分。切符は無事に買えたけど、その間その窓口は閉鎖されたも同然だから、後ろにズラリと並んだお客の舌打ちが聞こえてきそうな気がして落ち着かなかった。

しまいには「申し訳ありません」を連発されたけど、なんだかなあ。

_ 今回は

四国で4泊する予定。1県1泊というのも面白いかなあ、と思っていたが、なぜか高松(or香川)では泊まれない予定しか立てえなかった。出入口にしたからかな。だから、さぬきうどんを食べるとしたら、ごく限られた時間の中で、駅にごく近い所で探すしかないようだ。

徳島、高知で1泊ずつした後は松山で泊まるが、道後温泉は面倒だから行かない。松山にはとても良い店があるのだが、道後温泉から少し歩かなければならないから、これも行かない。その翌日は再び高知。一本釣りと坂本龍馬と番場蛮以外には何もない所だから、「酔鯨」でも呑んだくれようか。

徳島はもっとないかな…すだちとちくわくらい?この機会に見聞を広められれば、と思っているが。

_ フォロー

「高知には何もない」などと言うと、南の国の人々は血の気が多いから、何をされるかわからないので、フォローしとかなきゃ。

一条教房卿が住んだ小京都中村、山内一豊公から始まり、名君・容堂公も、三菱の岩崎もお札の板垣退助も土佐だし、カツオ、マグロ、クジラも高知の代表格だ。「日本最後の清流」とうたわれる四万十川も高知県内を流れている。「坊さんかんざし」のはりまや橋も有名だし、歌ならペギー葉山のヒット曲がある。広末涼子は前に行った時は「ひ」の字も見なかったけど、ご自慢のアイドルだろう。私が大好きな西原理恵子も土佐の産である。

そうそう、「高知の東急」も見てこなきゃ。

#それがオチかい。

_ 補給計画

全体の旅程は決まった。後は食事の計画である。朝食・夕食は宿泊地でするからいい。移動中の昼食が最大の関心事になる。駅弁が主体になるだろうが、鉄道旅行者にとって駅弁はなくてはならないものだし、最大の楽しみともなり得るのだ。

JR四国管内で駅弁のマークが付いているのは、高松、川之江、新居浜、今治、松山、宇和島、高知。

って、え?ええーっ!?これだけしかないの!?コンビニ弁当か特急の車内販売(あるのか?)に期待するしかないのかなあ。それにしても信じがたい数字だよなあ。

なんかまだ行かないうちからお腹すいて来ちゃったなあ。


2003-07-08-Tue [長年日記]

_ 出発準備

…雨かあ。夜までにやんでくれれば、と言うか、最寄りの駅まで行く間の15分だけ降らなければいいんだけど。

準備を進める。バッグが重い。このテの旅行はさんざんしてきたつもりではいるけれど、行くたびごとに荷物が増えているような気がする…「旅好き」だが、いまだに「旅慣れ」てはいないらしい。

これからさらにこまごまとした物も詰めなければならないから、最終的にはかなりの重さになるかも知れない。途中でバテなければよいのだが。

最大の重量物が時刻表というのも皮肉な話なんだけど(笑)。

_ サンライズ瀬戸

というわけで、「サンライズ瀬戸」に初めて乗る。いろいろ期待していたのだが、"Bシングル"と称する1人用個室は、はっきり言って狭い。「北斗星」の"Bソロ"は広くて快適だったのだが。なんだか上等なカプセルホテルという気もしないでもない。

…のっけからコキオロシになってしまった。家路を急ぐ通勤客を高い所から見下ろしながら一杯、などと考えていたからバチが当たったのかも知れない。部屋は1Fだから、寝台の上に座ると目線の高さにホームが来て、見下ろすはずの通勤客に見下ろされる形になるし。

22時ちょうど、定刻通りの発車。缶ビールは横浜までで早くも1本空いた。残りはあと1本。どこまでもたせようか。


2003-07-09-Wed 四国上陸 [長年日記]

_ 瀬戸大橋

聞いてはいたけど、実際に目のあたりにすると、うひゃー、よーもまーこっただもんおっ建てただよ、とボーゼンとする。全長9.4kmで工費は1兆円。同じ金額でも青函トンネルは53.9kmもある。たった10分で走り抜けてしまうのがなんだかもったいないような気もした。

「サンライズ瀬戸」の1Fは、窓が裾を絞った車両の形に沿って湾曲しているから、おでこを窓に押しつければ本当の真下が見える。これは新しい視点だ。窮屈な個室だったけれど、ここだけは良い演出だったかも。

_ 初うどん

高松駅構内で立ち食い。きつね350円。立ち食いレベルでも東京のより旨いのはさすが本場。

_ 高徳線

高松発7時50分の普通321Dに乗る。普通列車なのに女性車掌が乗務しているのは少々新鮮な驚き。

高徳線は高松と徳島を結んでいるから一応幹線ではあるけれど、四国の普通列車とくればローカル線そのものである。

実はこれが一番気を遣う。地元のお客しか乗らない通勤通学列車だから、毎朝座る席は決まっているようで、そこを占領してしまうのは忸怩たるものがある。私が座った所は、ある女子高生の"指定席"だったらしい。見慣れぬオヤジが座っているので困っていたようだが、幸いにも空席は沢山あったから、とりあえず立ちんぼにさせなくて良かったな、と思う。

なかなか可愛らしい娘だったが、話し声を聞いたらアニメ声だったので減点(笑)。

高徳線は8時30分着の志度で降りた。

_ ケーブル二態

志度からは琴電で高松方面に戻る。途中下車しながら沿線のケーブルカー2本に乗ってこようという作戦だ。まずは「八栗ケーブル」。次は「屋島ケーブル」。両方ともパッとしない会社で、平日だから乗客は私1人だけだった。運賃はそれぞれ往復で900円、1,300円だったが、乗らずもがなの客が1人では採算もへったくれもあったものではないだろう。そう考えるとものすごく悪いことをしているような気がした。

なお、屋島ケーブルでは、時刻が当初の予定と違っていたため、後のスケジュールが大幅に狂ってしまうことになった。

_ 高松琴平電気鉄道

略して「琴電」。昼間は小さな電車が2両でカタコト走るしょぼいローカル私鉄だが、「コトちゃん」というイルカのキャラクターがいて、これがなかなか可愛い。最大のターミナルである瓦町でキャラクターグッズを売っていると車内広告に出ていたが、販売時間に間に合わなくて買いに行けなかった。一度倒産している会社(日本初の倒産した鉄道会社)なのに、頑張っているからこちらも増収に協力してあげたかったのだが。

スケジュールが狂ったので急いで予定を組み直し、JRを使うはずだった所も琴電にして、志度線、琴平線、長尾線の3路線を一気に乗る。終点まで行ったら、同じ線をまた引き返してくるだけだからさすがに途中で飽きたが(笑)、地方の小私鉄はどこへ行っても職員の感じがいいのは嬉しい。

_ 鳴門線

琴電の高松築港から再びJRの高松に戻ると、今度は15時47分発の特急「うずしお17号」で徳島へ向かう。途中の池谷から分岐する鳴門線に乗りたいが適当な接続列車がないので、一度徳島まで行ってから普通列車で折り返して鳴門へ向かうことにした。多少面倒でも、今乗っておかないと必ず後悔する。スケジュールの作成には多少なりとも苦心した所だ。

が、乗ってみると、こちらの苦労ほどにはさえない線で、そもそもローカル線とはそういうものなのだし、期待するのが大きなお世話なのだが、なにか寂しくなる線だった。

_ 見たーいっ!

ラーマーヤナ

製作年不詳 東宝 20分 モノクロ スタッフ不詳

「インドの古代叙事詩『ラーマーヤナ』を題材にした、台詞のない人形劇。踊りの上手なお姫様が大怪人(着ぐるみの人間が演じる)にさらわれるが、王子と賢い猿たちの活躍で無事救われるというお話。洗練された人形デザインと精緻な美術が見事だが、製作年やスタッフが一切判明していない幻の特撮映画。」

だってさ!チャンネルネコ「廿世紀シネマ・ライブラリー」より。明日放映だって。見たい!

明日泊まる宿にあるといいなあ。


2003-07-10-Thu 土佐日記 [長年日記]

_ 剣山4号

早く寝たから早く目が覚めた。徳島9時43分発の牟岐線特急「剣山4号」に乗るのに、6時半には起床してしまったので、時間を持て余してしまって困った。

この「剣山4号」は阿波池田が始発の2両編成なので、徳島からでは座れないかも知れないな、途中まで迎えに行こうかな、とも思ったのだが、それも面倒なのでやめにした。結局は徳島で乗客が入れ換わった上に、乗車率も20%程度だったので、座るには何の苦労もなかった。

それにしてもよく停まる。「特急」とは名ばかりで、実質は快速に近い。いっそのこと格下げすれば乗車率が上がりそうな気もするのだが。

_ 阿佐海岸鉄道

牟岐から普通列車になった「剣山4号」は、11時17分海部着。6分の待ち合わせで阿佐海岸鉄道阿佐東線の甲浦行きに接続する。『VOW』にも採り上げられた海部のコンクリートむき出しトンネル*1は、もうすっかり木が生い茂って「珍景」でもなくなっていたので、写真も撮らず無視しておく。

断続するトンネルを15箇も抜けると宍喰、次に長ーいトンネルを抜けると終点の甲浦。たった2駅走って終点というミニ鉄道である。駅自体はあっけらかんとした終着駅—線路を中間駅でぶった切った—で、どうせ何もない所だろうと思っていたら、有人のちょっとした観光案内所があるので驚く。もっとも、町から離れた所にあるので、それ以外には何もない。

駅前には「甲浦八幡宮」が鎮座していて、天保2年のこま犬がいたので、一応写真に撮っておく。後で気がついたが、この写真が今回の四国旅行中に撮った唯一のものであった。

*1 山にトンネルを掘った後で、その山が跡形もなく切り崩されてしまった所。

_ 高知東部交通

甲浦からは高知東部交通のバスで奈半利へ向かう。甲浦の案内所のおばちゃんが「よく2〜3分遅れて来るんや。」と言うが、奈半利での乗り継ぎは11分あるから、9分遅れまでなら大丈夫だ。10分遅れでも走ればなんとかなるだろう。甲浦からの乗客は5人。

バスは国道55号線を快走する。海岸沿いの道路だから右に左に振られるのを期待して最後尾の座席に陣取ったのだが、それよりも路面状態がひどくて右に左に上に下に前に後に揺すられまくる。昼飯に徳島で買っておいたサンドイッチも食べるどころの騒ぎではない。揺られ揺すられ続けてヘトヘトになって奈半利に着いた。

_ 室戸岬

別に観光をしに来たわけではないし、もともとが観光地好きではないから、室戸岬をただ通り過ぎても平気なものである。中岡慎太郎の像を見たところで、別にファンでもないから感銘は受けない。国道のすぐ脇に立っていたとは意外だったけれど。排気ガスが煙たかろうと思って。

バスはしばしば国道から外れ、古い町へ入って行く。「こういう町には古い神社があって、こま犬も期待できそうだなあ。」と思っていると、案の定そうだったりするから悔しい。こういう時だけは途中下車できないのがもどかしい。

_ 土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線

昔の「阿佐西線」は、「阿佐東線」と結婚して「阿佐線」になるはずだったのが、工事凍結で危うく水子にされるところだった。それを救ったのが、高知県が出資する第三セクターの「土佐くろしお鉄道」で、去年めでたく「ごめん・なはり線」として誕生した。こういうのも"代理母"というのだろうか、うーむ。

それはともかく、婚約は破談になってしまったけれど、全線高架・やなせたかしのオリジナルマスコット付きとなかなかゴージャスな美人に生まれている。沿線住民はそうでもないのだが。←って、こらこら。

_ 運が良いとか悪いとか

…自分を見ててそう思う(苦笑)。

奈半利発14時02分の列車は高知まで乗り入れの快速で、JR四国の車両だった。形式など知らないが「1035」と書いてあったような気がする。乗車率はかなり高い。かろうじて空いている席を見つけて座ったが、これがなんとトイレの正面。もしかしたら、トイレ待ちをする人が座るために空けておくべき席だったのかも知れない。

トイレもボタン式の自動ドアなのはいいが、操作がわかりにくいためか、人が入って閉じたかと思うとまたすぐ開く。綺麗だが、それでも多少は臭うので、おかげで昼に食べられなかったサンドイッチがまたしても食べられなかった。車窓風景も左側はそのトイレが邪魔な上に、右側は壁(柱)だったのでロクに見られなかった。そういうこともたまにはある。

_ 土佐電気鉄道

略して「とでん」だって。今どき路面電車を走らせているなんて、てっきり「高知市電」かと思っていたのだが、そうではなかったらしい。そう言えば、路面電車については、東日本は自治体が運営している所が多いが、西日本は私鉄の経営が多いようだ。これも地域差だろうか。

そんなことはともかくとして「とでん」に乗り込む。「高知駅前」から「はりまや橋」、いったん宿に荷物を置き、「はりまや橋」から「後免町」へ行き、折り返して「鏡川橋」、乗り継いで「伊野」、引き返して再び「はりまや橋」で乗り換えて「桟橋通5丁目」まで往復、しようと思ったら、1つ手前の「岸壁通」で無理矢理降ろされたので、50メートルほど歩いて「桟橋通5丁目」から乗って三たび「はりまや橋」で降りた時には、アタシもずいぶんくたびれた。全線乗るのに3時間半もかかったもんなあ。

_ うな泰

高知で泊まった宿(←場末)のすぐ近くにある店。実は隠れた名店らしくて、読めただけでも「谷啓」「さだまさし」「有馬稲子」「王貞治」(ダイエー監督)「小久保裕紀」らのサインがあった。王さん、色紙にダイエーのロゴが印刷されていたけど、ふだん持ち歩いてるの!?

今回は節約旅行なので、うなぎの蒲焼とカツオのたたきがセットになった定食で我慢する。が、うなぎがあの「坂東太郎」というのはどうよ?(笑)

「なんでやねーん!」とツッコむ勇気もなかったけれど、意外な所で意外な名前に出会うものである。


2003-07-11-Fri 南国高知を後にして [長年日記]

_

クーラーをかけっ放しにしてるのに暑くて暑くて眠れない宿っていうのは…1泊(RC)4,000円(税別)、駅至近(「はりまや橋」だが)で設備も悪くはない(良くもないが)。バイクツーリングのお客もいるし、この値段は破格の安さなんだけど。昨夜のホテルではよく眠れたのになー。

眠れないままにたまたまつけたTVで「MOBI」から「モトGP第3戦ヘレス」の再放送まで見たのも敗因だったかな…

それでも3時半だからなんとか寝ようと試みる。が、直後にどこからともなく聞こえてくる断続的なベルみたいな音に起こされた。発信源は隣室のようだが…おいおい、夏だからって怪談噺はナシにしてくれよ〜

_

なんだかんだ言いながらも結局は眠ったらしい。夢の中の自分の笑い声で目が覚めた(笑)。どんな夢かは語らないが、ギャグの小ネタの応酬だった、とだけ言っておこう。

(yoppee!氏、SKA氏、出演ありがとうございました!?)

高知は朝から蒸し暑い。明日の夕方には再び高知へ戻って来るけれど、まだ宿は決めていない。南国の情熱的な女性との熱い一夜を過ごすのだから、って、オカダさんが言うと似合うセリフですな、こりゃ。アタシにゃ無理でした、はい。

それにしても、高知の女性はブ(以下、人道上の観点から記述を削除します。)

_ 土讃線

高知発8時19分の特急「あしずり1号」で宿毛へ向かう。乗車率は自由席喫煙車で50%程度。禁煙車の方はもっと高いだろう。

初めて乗る線だから景色を眺めていたかったのだが、寝不足のせいで睡魔に負けてしまい、伊野—佐川間を無意識で過ごす。伊野の手前の朝倉で立派な「かまえ」こま犬を見つけていただけに、もしかしたら他にも見つけられたかも知れず、そう考えるともったいないことをしたかも知れない。見逃したと言えば、西へ向かっているのに「佐川」の1つ手前が「西佐川」になっている、という大きなS字カーブも見逃した*1

が、このあたりは、鉄道よりもカブで走りたい、そんな感じののどかで気持ち良さそうな所だ。

*1 東急東横線下りの「伯楽」—「東伯楽」みたいなものか。

_ 土佐久礼

特急は土佐久礼に停車する。「降りたーい!」土佐久礼には、有名な多田水産がある。後の予定などどうなろうと、ここで列車を乗り捨てても作りたてのカツオのたたきを賞味したいところなのだが、幸か不幸か、咄嗟には予定の変更ができない性格である。今日は松山まで行って泊まらなければならない。途中で予定を変更してしまっては、予約した宿に迷惑がかかる。もう1日余裕があれば日程に組み込めただろうが、最少の手間で最大の効果を挙げたい時刻表いじりには、こういうやるせなさが必ずつきまとう。

幸いなことに、近くの須崎港から揚がったカツオをたたきにして出してくれる店が高知市内にあるらしい。

よしっ!

_ どぐされ野郎

土佐久礼の方々には大変申し訳ない話になるけれど、「とさくれ」と聞くと、どうしても「どぐされ野郎」という言葉を思い浮かべてしまう。『ギャンブルレーサー』が好きだった昔の会社のセンパイが、上司といわず現場といわず、どーしょーもない連中を罵る時に連発していた言葉で、それがいつの間にか私にも伝染ったのだ。私の直属の係長が関優勝に瓜二つだった、という影響もあるのだが(笑)、今でもよく使う言葉の一つではある。

_ 宿毛

窪川からは土佐くろしお鉄道中村線になり、乗務員もここで交代する。車両はそのまま乗り入れるから、別に変わったこともないが。

中村からの宿毛線は新線として開業したので、豪勢に高架橋とトンネルが続いている。土讃線と比べると時代の移り変わりがよくわかる。宿毛着10時19分。

ポカンと抜けたような宿毛の駅に着いてはみたものの、何もすることがない。目に見える範囲には参詣すべき神社もないし、それ以前に暑すぎて歩き回りたくもない。改札口の前でぼんやりしていると、乞食のようなおばさんが煙草をせびりに来たので、たまたま残っていた1本を寄付してやる*1。今回の旅行で唯一かかわった人物だが、昔、この手の人を助けたばっかりに困った目に遭ったことがあったから、早々に折り返しの特急「南風14号」に乗り込んだ。

*1 巡礼(笑)が地元の人に「ご奉謝」することになるとは。

_ 予定変更

宿毛発10時55分の「南風14号」は窪川に11時52分の到着。乗り換えて宇和島行きは13時23分発だから、実に1時間半も待ち合わせがある。さすがにつらいな、と思いながら、土佐久礼でのカツオのたたきをあきらめきれずに時刻表を眺めていたら、上り特急では窪川の次の停車駅が土佐久礼で、12時09分発とある。下りを見ると、特急「あしずり3号」が土佐久礼を12時44分に発車して、窪川着は12時59分とあるではないか。窪川での1時間半もの待ち時間が一気に24分に短縮できる。これは迂濶だった。見落としていた。知らない土地でわずか35分では、カツオのたたきに会えない公算の方が高いが、降りて見れば何かしら収穫はあるかも知れない。というわけで、「土佐久礼へまっしぐら」である*1

*1 ネコか、オレは?

_ 多田水産

土佐久礼の駅に降り立つと、脇目もふらずに駅前通りを歩く。多田水産というくらいだから漁港の近くにあるのかな?と思って進んでいたら、駅から徒歩1分ほどの所にあった。そう言えば周囲の風景は以前TVで見た通りだ。

てなわけで、あの面白いご主人にも会えたし、カツオのたたき購入にも成功!

「ふだんやったら奥ぅ上げて食わしてやんのになあ。今日はお客さん来とってなあ。残念や。」と済まながるご主人。僕も汽車の時間があるから、と出てきたので、現地で食べることはできなかった。

したがって、土産は自宅発送分のみです。すみません、皆さん。

_ 予土線

窪川発13時23分の普通列車はディーゼルカー単行。窪川からのお客は10人ほどで、うち6人は旅行客だったが、地元の客も十川までで全員が下車してしまった。十川では旅行客も2人降りたから、車内は残り4人になった。

ところで、私のはす向かいに気になる女の子が座っている。魅惑の巨乳。顔立ちがとてもよく似ているので、仮に「伊集院光子*1」ちゃんと名づけておく。←「気になる」ってのはそこかいっ!

その「伊集院光子」ちゃんも江川崎で降りた。残るは3人。しかし、3人とも予土線内では切符を買っていないから、正確には予土線のお客とは言いかねる。つまり、誰も乗っていないと同然の大赤字線なのである。

予土線は大赤字線らしく景色の良い所を走っていく。途中まで四万十川に沿っているので清流と渓谷美を存分に楽しめる。が、あまりにものどかな風景に、つい眠たくなってしまう。

やっぱりカブで走りたいなあ。気持ちよさそうだもんなあ。

*1 「いじゅういんひかるこ」ね。

_ 予讃線

宇和島発15時48分の松山行き特急「宇和海18号」は、途中で2つに分かれた予讃線のうち、新しく作られた(と言っても、もうかなり経つが)内子を回るので、見捨てられた伊予長浜回りは、16時56分着の伊予市で17時16分発普通列車に乗り換え、馬鹿馬鹿しいようだが、さっき通ってきた伊予大洲に戻らなければならない。それも1時間19分もかけて。新線を特急で走り抜けるのと、旧線を鈍行でトロトロ行くのとでは当然ながら心持ちが違う。落ちぶれた感じさえする。もっとも、長浜回りは海が見えるので、人によってはこちらの方が爽快と思うかも知れない。

_ 予讃線その2・内子線

伊予大洲に戻り、18時44分発の特急「宇和海22号」で再び内子を回る。今日はどうも同じ所を行ったり来たりするので感心できないが、しょうがない。今度こそ松山へ直行である。伊予市—松山間は初乗りなのに日が暮れてしまったが、これもしょうがない。

内子からは国道56号線が並行する。オカダさんと高知の大豊から松山へ向けて走った時のことを思い出した。線路から見ると、国道はかなり右に左に曲がりくねっている。よくこんな道をカブで走ったよなー、と我ながら呆れを通り越して感動すら覚えるのだった。

また走りたいなあ。

_ 伊予鉄道市内線

松山に着くと大雨が降っていた。駅前の電停から路面電車に乗って県庁前で下車。今夜の宿に荷物を置いて一憩しているうちに雨も上がったようなので、また路面電車に乗りに出かけた。路面電車は明るい市街地を走るから、夜乗っても気がとがめない。むしろ夜の方が楽しい。

とりあえず来た電車に乗ると、古町止まりだったので乗り継ぎ。城北線はやけに寂しい所を走るが、上一万で乗り換えた城南線は明るい目抜き通りを走る。

道後温泉まで往復し、再び城北線に戻って本町六丁目で本町線に乗り換えようとしたら、なんということか、夕方は18時台で電車がなくなっている。今は20時過ぎである。城北線の電停に戻ってみたが、さっき降りた電車の後の運転間隔が異常に空いている。腹もへったし、こんな街はずれの寂しい所で長いこと電車を待つのもいやなので、食事のできる店を探しがてら雨上がりの街をホテルまで歩いて帰ることにした。多少ヤケ気味になっていたこともなくはない。


2003-07-12-Sat [長年日記]

_ 選択肢

朝に松山を発ち、多度津→高知→阿波池田→徳島→高松と回って松山へ戻ってくれば、明日は午前中伊予鉄道に乗った後、松山から岡山行きの列車に乗るだけでいい、という選択肢もあったことに気がついたのが今朝(笑)。

結局は、昨夜乗りそこねた市内電車に乗るのを優先させ、続いて郊外電車をまとめ乗りしたので、この案は実現しなかったのだけれど。

さらに、当初の案では予讃線の坂出—多度津間が抜けてしまい、全線完乗にならないことに気がついて、あわてて軌道修正。まあ、ずさんな計画だったということですかな。

_ トリビアの何

伊予鉄道郊外電車の乗り方は、

松山市駅を起点に、(横河原線)横河原→松山市→(郡中線)郡中港→松山市→(高浜線)→高浜→松山市

と乗ると、乗り換えに階段を使わなくて済みます。

なお、私の場合は松山市発8時51分の横河原行きから始めて、待ち時間もそんなになくて済みましたが、効率を優先する方は、各自お調べになってください。

って、誰が乗るんだ!?

_ 改善要求

15時25分着の坂出で下車。次は15時47分発の快速で多度津へ行くから、22分の待ち時間がある。が、その空き時間をまったく利用しないのが面倒臭がりの私の真骨頂であって(笑)、改札も出ず、ホームのスタンドでうどんを食べた。

…不味かった。初日にけなした東京のうどんよりも不味かった。

こんな時間に駅のホームなんかでうどんを食ってる奴は、決して香川県民ではあり得ない。「あいつホッコやねー、あんな所でうどん食うとる(嘲笑)。」と思われるのはシャクだが、事実だからしかたがない。少なくとも「ホッコ」なのは事実だからしかたがない。

が、他の県民に「さぬきうどんが評判だから来てみたけど、なんだ、こんなもんかよ。」と思われたらマズいんじゃないかなあ。

_ 善通寺

坂出を出たら、次の宇多津で降りるべきところ、何を間違えたのか多度津まで乗ってしまい、乗り継ぐはずだった特急「南風13号」が通過と知って大あわて。幸い、今乗ってきた列車が善通寺で「南風13号」に連絡する、とのアナウンスが流れたので事なきを得た。一度降りた列車に再び乗り込むのは、本人は恥ずかしいが、本人が思うほど周りの人は見ていない。

で、善通寺で下車。意外な所で降りることになったもんだな、と思ったら、ここが弘法大師の故郷だとは知らなかった。まさしく奇縁であろう。

「お主、我が地を巡っておるにしては、何処にも詣でておらぬようじゃが、一体何をしておるのじゃ?」と言われているような気もしないでもない。

_ 土讃線

佃、阿波池田付近からは一部で国道32号線と並行する。4年前に「さぬきうどんツーリング」で走った道である。思わず道路に伏せて「大丈夫、この道も知ってる。」とつぶやいた、というのは大嘘だが、あの時のいろんなことが思い出されて懐かしかった。

_ 小歩危

…私のことですか?

_ 大歩危

私のことです。

_ 土佐山田

駅近くの神社で、変わったこま犬を発見。U字を逆さにしたような体勢、つまり∩の形で、最初はびっくりしたが、これはもしかしたら「かまえ」の極端な一変種ではないかと思った。四国にはまだまだ発掘されていないこま犬がいるようだ。


2003-07-13-Sun [長年日記]

_ 南風4号

朝、TVの天気予報を見ると、「中国地方は午後から大雨です。150ミリを超える所もあるでしょう」と言うので、こりゃ大変、と予定を1本繰り上げる。幸い、阿波池田での接続もよく、全体的にこのまま1時間繰り上げられそうなので、早目早目に動いて様子を見ることにする。

列車は祖谷渓を行く。以前、山の上のキャンプ場で朝を迎えた時、眼下が一面霞に包まれていて、その美しさに思わず感嘆の声をあげたものだが、今日も山々に霞がかかっている。下から見上げる形になるのが悔しいが、水墨画を見ているようでもある。深山幽谷に分け入ったような感じがした。

阿波池田に着くと、雨が降ってきた。

_ 徳島線

佃−佐古間67.5キロの徳島線は、「よしの川ブルーライン」という愛称がついているが、その前に「得しません」などと皮肉られている線名を変えた方がいいのでは?

高松と徳島を結ぶ高徳線が開通する以前、徳島の人が高松方面へ行くには、佐古からこの徳島線で阿波池田まで出て、それから現在の土讃線で高松へ、というルートだったそうだから、過去の栄光を背負った線ではあるけれど、今は見るべくもない。

それはさておき、今回のスケジュール作成の上で一番気を遣ったのが、この徳島線の扱いだった。特急で走り抜けてしまえば楽なのだが、特急は不似合いな線だというイメージが最初からあったし、せめて1本くらいは鈍行で乗り通す線があってもいい、と思ったのだった。

結局は、間違えて吉野川と反対側の座席に座ってしまったこともあり、途中で退屈してしまい、苦行のような2時間になってしまったのだったが(笑)。

_ 四国完乗

11時30分、徳島線普通列車452Dは佐古駅に着いた。これでJR四国の営業線855.2キロと、「索道」(平たく言えばロープウェイ)を除く地方私鉄5社の路線全てに乗ったことになる。

ところが、高松から坂出を経由して、児島へ帰って来たときにハタと気がついた。「あ、児島—宇多津間に乗ってない…」岡山方面と松山・高知方面を直通する列車が走る部分、というか、本四備讃線は「茶屋町−宇多津」が営業区間で、そのうち、まさしくJR四国に所属する区間を、愚かにも見落としていたのだった。さて、どうしよう。

もっとも、正式な営業区間は「茶屋町−児島−宇多津」で、「児島−坂出」には営業キロの設定がない。全て宇多津回りの営業キロで計算されるから、「みなし完乗」とすることも、理論上は可能なはずなのだが…

うーむ、どうにも寝覚めが悪そうだなあ。

_ おまけ

高松発岡山行きの快速「マリンライナー」を茶屋町で乗り捨て、宇野線を往復。昔は「宇高連絡船」の発着場として大いに賑わったという宇野だが、私はその時代を知らない。今ではわずか2両編成の国電型が行ったり来たりするだけの、どうということのないローカル線だった。

宇野駅では記念に切符を買ってみる。四国内では1枚も買わなかったのに。

宇野さんという人がいる。この日記によくご登場願う口のわるいO先輩の、さらに先輩に当たる先輩で、だからO先輩へのお土産には「宇野」駅の切符がいいだろうと思って買ったのだが、出てきた切符が「9997」「9998」「9999」「0000」だったのに驚く。1万人も切符を買う人がいる駅だとは到底思えない。何かあったのだろうか。

おまけのような1線を乗り終えた後は、実は岡山から倉敷まで足を延ばし、こんな機会でもなければまず乗れないだろう水島臨海鉄道にも乗る計画だったのだが、雨が強くなってきたので面倒になり(笑)、「のぞみ22号」(500系)で帰京した。

_ のぞみ22号

当初の計画では、最終の「のぞみ30号」に乗る予定だったのをすっ飛ばし、「のぞみ22号」に乗変。待つ間に岡山のホームのスタンドで(またかよ!)、「サービスうどん」300円也—湯がいた玉に生卵を乗せ、生醤油でいただく—を食べたが、「釜玉」の偽物なので、蹴りを入れておいた。心の中で。

それにしても新幹線の混みようったら!全席指定だから立つ客はいないが、四国で5日間もガラガラの特急に乗り続けてきた身には、満席の車内はわさわさして落ち着かないことはなはだしい。日曜夕方の上りだから仕方がないのだが…やはり新幹線にはあまり乗りたくないものだなあ。


2003-07-19-Sat [長年日記]

_ ケロリン

yoppee!が「ケロリン」の携帯ストラップをくれたので、ありがたく頂戴した。あの、銭湯にある黄色い桶の底に書かれている、あの「ケロリン」である。と言うか、桶をそのままミニチュアにしたものがくっついている。これは楽しい。

最初はカブに付けた徳利の根付と並べてアクセサリにいいかな?と考えたが、チェーンがやわなのであきらめた。走りながら「温泉で一杯」気分になれると思ったのだが(笑)。

聞く所によると、yoppee!の職場ではケロリングッズを愛用する「ケロリン党」なるものが結成されているらしい。

なんだかなあ。


2003-07-20-Sun [長年日記]

_ 金のスプーン

応募していたことなどすっかり忘れていたが、ポストを開けたら、オリエンタルからの封筒が入っていた。開封する前に手ざわりで何だかわかってしまったので、ワクワク感はなかったけど、クジ運のない私にこういうものが当たったのは、永谷園の「東海道五十三次シリーズ」くらいのものだから、単純に喜びたい。抽選とか言いながら実質的には「応募者全員プレゼント」だったとしてもいい!(笑)

しかし、「24KPG」って…鋳潰して何か期待してもいいの?(笑)

#おいおい。


2003-07-21-Mon 土用 [長年日記]

_ 鶴見商店

5月の「名古屋ツアー」に引き続き、今日はyoppee!の運転で静岡へ。浜名湖周辺でうなぎを喰らおうという計画である。

西船橋駅前を出発し、首都高から東名に入ってぶっ飛ばすこと3時間半、奥浜名湖は西気賀駅前の鰻屋「鶴見商店」に着いた。ここがyoppee!がわざわざカブで通うほどの店なのか、と感心したが、時すでに遅し、うなぎはすでに全部売り切れだった(涙)。聞くと、早朝から行列ができるという。時期が時期だけに人気の高さがしのばれるが、手ぶらで帰るのもシャクなので、とりあえず「肝焼き」だけ買ってみた。

_ 山口

売り切れでは仕方がないので、お隣り気賀駅の近くの「山口」へ。ここは近頃とみに有名になったらしい。姫街道沿いに看板が林立しているのを見て、yoppee!が「前はこんなに看板はなかった」と言う。

その「山口」で、ようやく「鰻の白焼き」を買うことができた。ちなみに、浜名湖周辺だからと言って浜名湖のうなぎが食べられるというわけではなく、よそから持って来るものが多いようで、「鶴見商店」の方は台湾産だった。「山口」のは愛知県産だから、まだ良かったかも知れない。

yoppee!曰く「一色あたりで獲れたのかな?」

_ 清水家

時刻は午後2時過ぎ。せっかく来たのだからこの辺でうなぎを食べて行こうよ、ということで、「山口」からほど近い「清水家」で昼食。実は「山口」も「曳舟」といううなぎ料理屋を直営しているのだが、「清水家」の方が良いらしい。もちろん、どこ産の鰻なのかは知るところではないが。

人気店なので30分ほど待たされたうな丼は、ふっくらしていて美味しかった。お腹が空いていたので自然と早食いになってしまい、食事時間がたったの5分では、食べられる鰻の方としては張り合いがなかったかも知れないけれど(笑)。

_ 舘山寺

今日は「食い倒れツアー」ではないので、清水家での遅い昼食後、舘山寺の方を回ってみた。

「なんならもう一軒行くか?」

「待ってくれ、食い倒れは前回で懲りたよ。」

「あんなの、食い倒れの内に入らないけど。」

「・・・」

浜名湖周辺は何度となく行き来しているyoppee!も初めての舘山寺は、温泉旅館が建ち並び、大きな遊園地もあるが、あまりそそられないので通過。

近くの貸し釣り船屋での「うなぎの餌付けショウ」というのには心魅かれたが、予約制なので見られなかった。なんかショボそうだったけれど(笑)。

_ 魚がし

帰りは、こっち方面へ来た時のお約束で、静岡駅ビル「パルシェ」内の「魚がし寿司」に寄る。意外なことに、yoppee!は静岡名物の駅弁「鯛めし」を食べたことがないと言う。じゃ、「魚がし」が混んでいたら駅で鯛めしを買って帰ろう、ということに決めていたのだが、幸か不幸か空席があったので、「魚がし」での夕食となった。いつもの通りネタは新鮮で、大きくて、旨い。

が、クルマだとどうしても飲めないのが残念だ。「青春18きっぷ」ならば、1人2,300円で往復できる。「寿司食って酒飲んで静岡」ツアーを企画したいが、乗る人います?


2003-07-28-Mon [長年日記]

_ ひよ子

ご近所さんから1箱いただいた。最近久しぶりにTVのCMを見て「やっぱりかわいいなあ」と思っていたので(笑)、なかなかタイムリーではある。が、賞味期限は今日中だと言う。

そんなもの寄越すな!

ところで、「ひよ子」と「鳩サブレー」、皆さんはどこから食べはじめますか?わかっていても、なんか可哀想なんですよねえ。

というわけで、いただいた「ひよ子」は保存のためにパイレックスの容器に大切にしまわれたのだが、食べようと思って開けてみたら、容器の高さが足りなくて顔が潰れていた。なんて哀れな…合掌。


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