別にどうでもいいことなのだけれど。
海軍式の敬礼というのは、腋を閉めて行なうもの(腕の角度は60度)、と昔から聞いていたのだが、その知識が最近どうもなんだかあやふやになってきた。
「ジパング」では海上自衛官も帝国海軍軍人も妙に肘を張った陸式の敬礼をしていたので、「おかしいなあ?」と思って調べるために見てみた映画「ハワイ・マレー沖海戦」でも、海軍の人達(役者だが)は思いっ切り肘を張って敬礼をしていた。
…地上の航空隊は艦という制約がないからのびのびとできるのかなあ、いやいや、母艦乗組になったらそんなことは言っていられないはずだし、そもそも同じ海軍で違う方式があるとは考えにくい。
そこで「トラ!トラ!トラ!」を引っ張り出して見てみたのだが、やはり山本五十六聯合艦隊司令長官(山村聰さん)以下、各艦隊司令長官、戦隊司令官、各級参謀等居並ぶお歴々全員が、揃いも揃って肘を張っていた。腋を閉めている人など誰もいなかった。
艦の上で肘を張ったら狭いと思うんだがなあ?
新しい所では話題作「ローレライ」でも潜水艦乗りが同じく陸式の敬礼をやっているらしい(聞いた話)。
今までならそんなことはまず100%ありえない、と言い切ってしまう所なのだが、こうまでされると急に自信がなくなってきた。あいにく現職の海上自衛官には知己がいないし、映像資料もないので確かめることもできないのだが、してみると、もし考証がデタラメでないとすれば、私の知識の方が間違っていたようだ。
または、時代劇と同様に、いちいち考証のアラ探しをしてもしかたのないことなのかも知れないけれど、そう考えようとしてもなんだかスッキリしなくてまだ気持ちが悪いのだが…